トピックス

第17回ACジャパン広告学生賞グランプリ『聞こえるやさしさ』に「耳マーク」が!

公益財団法人ACジャパン様主催の第17回ACジャパン広告学生賞で「耳マーク」を取り上げた作品『聞こえるやさしさ』がグランプリを獲得しました。
制作代表者の滝口様からは昨年に「耳マーク」利用申請をしていただいております。
滝口様には「耳マーク」を取り上げていただき、心より御礼申し上げます。

第17回ACジャパン広告学生賞 テレビCM部門グランプリ
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/winners/tv/index.html

テレビCM部門グランプリ受賞作品『聞こえるやさしさ』(動画)
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/index.html (受賞作品一覧)
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/cm_01.html (作品動画)

東京工芸大学滝口様受賞コメント
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/comment/index.html

CM作品は、ACジャパン様のキャンペーン期間である2021年7月1日から2022年6月30日までの間、BS8局にて不定期にオンエアされるそうです。
上記の各サイトの閲覧も同期間となりますのでご留意ください。

全難聴・耳マーク部長コメント
30秒以内という時間制限のある中、かなりゆったりした感じで、耳マークや筆談の必要性をアピールする内容になっていますね。
若い出演者というのも、展望が感じられます。
映像もソフトタッチで、主張を大上段に振りかざすのではなく、何気なく理解を訴えているのは、秀逸。
音楽が流れていても、聞き取れませんが、バックミュージックが流れていることが、字幕で表示されているので、音楽も流れているのだなとわかってよいな、と思いました。
時間制限があるのでやむを得ないかもと思いつつ、女性が発声せず、身振りで店員さんによびかけているので、聴覚障害者はしゃべれないんだ、と視聴者が思い込んでしまうと、偏った理解になる恐れがあるな…と。
とまれ、「耳マーク」にポイントを置いて、聴覚障害者に必要な配慮を伝える映像を作成していただけたことに感謝いたします。

【耳マーク】
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークです
https://www.zennancho.or.jp/mimimark/mimimark/

全難聴は、昨年度にコンビニエンスストアにレジにおける配慮のお願いをいたしましたが、この『聞こえるやさしさ』がオンエア(BS8局のみになりますが)されることで、コンビニエンスストアのみならず各店舗や施設等で「耳マーク」を表示する動きがより一層広まることを期待しております。

公益財団法人ACジャパン様、第17回ACジャパン広告学生賞グランプリ受賞滝口様をはじめとする制作スタッフの皆様、関係者の皆様には厚く感謝申し上げます。